5月の新設住宅着工戸数前年同月比30.8%減少、マンションは在庫調整局面が続く
国土交通省はこのほど、5月の新設住宅着工戸数を発表し、前年同月比30.8%減少の6万2805戸となった。前年割れは2008年12月から6カ月連続。季節性を考えて年間の着工戸数にひき直すと75万8000戸のペースで、100万戸強だった07、08年度実績を大幅に下回ることになる模様。 落ち込みが特に目立つのは分譲マンション。前年より6割少ない6130戸と低迷、単月では建築基準法改正の影響で落ち込んだ07年9月(5328戸)に次いで過去2番目の少なさ。マンションは在庫調整局面が続いており、着工が抑制されている模様。一方、持ち家は同14.9%減の2万3139戸と8カ月連続で前年を下回り、貸家も33.3%減の2万5167戸と前年割れが6カ月続いている。
*国土交通省HP http://www.mlit.go.jp/
by refoweb | 2009-07-02 11:00 | ニュース