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「蒸暑地域住宅シンポジウム in 沖縄」開催

「蒸暑地域住宅シンポジウム in 沖縄」
建築研究所の推進する住まいづくりの最先端技術
~住みよい地域、美しい地球を目指して~

(独立行政法人建築研究所/一般社団法人日本サステナブル・ビルディング・コンソーシア/特定非営利活動法人蒸暑地域住まいの研究会)

☆趣旨= 沖縄と同じ気候を持つ南中国から東南アジア、南アジアにかけてのアジアの蒸暑地域には、世界の人口の1/3に当たる20億人の人々が暮らしています。 この地域では今後急速な経済発展が見込まれ、これに伴う温室効果ガス排出量の急激な増大が地球環境に大きな影響を与えるのではないかと懸念されている。独立行政法人建築研究所では、蒸暑地域における住宅の省エネルギー技術の開発を世界に先駆け行い、その成果を沖縄はじめとするアジアの蒸暑地域へ普及する活動を積極的に展開し、その一環として今年度より「蒸暑地域住宅の研究/研修プログラム」を推進している。今回、この美しい沖縄の地においてシンポジウムを開催し、世界的課題である低炭素社会の実現のための住宅・建築物に係る省エネルギー手法と、それを地域の活性化につなげてゆく手法について、地域の建設活動の担い手である中小事業者をはじめ多くの参加者とともに考えてみたいと思う。 そしてこのシンポジウムが、これらの建築研究所が開発した新しい技術普及のための万国の津梁(しんりょう)となり、真に豊かで、かつ人に優しく、地球に優しい社会の実現を目指す階(きざはし)となればと考えている。
○万国津梁=≪琉球国は南海の勝地にして、三韓の秀をあつめ、大明をもって輔車となし、日域をもって唇歯となす。この二中間にありて湧出せる蓬莱の島なり。舟楫をもって万国の津梁となし、異産至宝は十方刹に充満せり≫琉球国は南海の景勝の地にあって、朝鮮のすぐれたところを集め、中国と日本とは非常に親密な関係にある。この日中の間にあって湧き出る理想の島である。船をもって万国の架け橋となり、珍しい宝はいたるところに満ちている。
☆開催日時= 平成21年11月27日(金) 14時30分~17時30分(予定)  (会場 14時)
☆開催場所 =国立劇場おきなわ(沖縄県浦添市勢理客4-14-1)小劇場(255席)
☆プログラム(予定)=
14:00 開場
14:30 開会
14:45 講演1 「蒸暑地域住宅の研究/研修プログラムの概要と意義(仮題)」 (20分)
講演者:岩田司 (独)建築研究所住宅・都市研究グループ上席研究員
15:05 講演2 「蒸暑地域に適した自立循環型の住まいづくり(仮題)」 (20分)
講演者:澤地孝男 (独)建築研究所環境研究グループ長
15:25 講演3 「”先進地”沖縄での取り組み(仮題)」 (20分)
講演者:伊志嶺敏子 建築家、NPO蒸暑地域住まいの研究会副理事長
15:45 休憩 (15分)
16:00  パネルディスカッション
論点
・低炭素社会づくりや地域の活性化に関する現状認識
・今までの取り組みへの評価
・今後の展望と期待 (設計者や中小事業者への期待も込めて) 等
コーディネーター : 村上周三  (独) 建築研究所理事長
パネリスト : 和泉洋人  内閣官房地域活性化統合事務局長
久高多美子  (株) 東設計工房
清水肇  琉球大学工学部環境建設工学科准教授、
NPO蒸暑地域住まいの研究会理事
新里香代子  編集者、おきなわ建築Web代表
17:30 閉会
☆定員= 240人。沖縄県在住の設計者、工務店関係者、行政職員、学生の方々をはじめ、沖縄県外からの参加も期待。
☆参加費=無料。ただし、事前申込が必要。(11月20日(金)午後3時締め切り)
*シンポジウム申し込みはhttp://www.kenken.go.jp/japanese/information/information/event/okinawa-09/form/oki-mailform.htmlから。

by refoweb | 2009-10-15 11:11 | イベント情報  

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