国土交通省はこのほど、建築着工統計調査報告(平成22年1月分)を発表した。1月の新設住宅着工戸数は前年同月比8.1%減の6万4,951戸となり、14カ月連続で減少した。1月としては過去3番目に低い結果になった。持家は同5.4%増加の2万1,144戸で3カ月連続増加したことに加え、分譲住宅の一戸建てが同7.6%増加の8,182戸で16カ月ぶりに増加するなど、持ち直しの動きもみられたが、同省は「戻ってきているのは所得の高い層だけではないか」と推測している。貸家は同14.5%減少の2万7,040戸で14カ月連続の減少。マンションは同25.9%減少の7,959戸で13カ月連続の減少となった。
*国土交通省HP
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