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東京都マンション環境性能表示の任意届出制度を開始(東京都)

 東京都の「都民の健康と安全を確保する環境に関する条例」では、延床面積
 が10,000平方メートルを超える大規模建築物の新築・増築時に建築物環境
 計画書の届出を義務付け、さらに平成17年10月からは、分譲マンションに
 ついては、販売広告に環境性能表示の義務付けていた。
 この環境性能表示が、条例対象外のマンションに対しても環境性能表示を希
 望する建築主が、任意の届出により当該表示を行える制度を創設したと発表
 した。
 今回の創設の背景には、マンション環境性能表示の義務付けによりマンショ
 ンの環境性能が着実に向上している、環境配慮に積極的な条例対象外の建築
 主が表示を希望している、都心回帰等を受け、大規模賃貸マンションが建設
 されるようになったことがあるとしている。
 環境配慮に積極的な建築主が環境性能表示を行うことで、中小規模等マンシ
 ョンの環境性能の向上を先導することが期待されている。またマンションの
 環境性能の向上を図り、家庭部門の温暖化対策を推進する事が狙いだ。
 環境性能表示は、「断熱性」「省エネ性」「長寿命化」「みどり」の4項目につ
 いて3段階で評価し☆印で表示する。届出を行うと、新聞、雑誌の広告や折
 込みチラシやインターネット利用による広告に表示される。
 施行日は7月1日。

by refoweb | 2007-06-29 11:05 | ニュース  

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