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「戸開走行保護装置」エレベーターの国土交通大臣認定を取得

(三菱電機株(株))

三菱電機株(株)はこのほど、主力機種である機械室のないタイプのエレベーターについて、2009年9月施行の改正建築基準法施行令で設置が義務付けられる、「戸開走行保護装置」の国土交通大臣認定を取得した。 2005年7月の千葉県北西部地震で多発したエレベーターの閉じ込め事故、2006年6月に東京都港区のマンションのエレベーターで発生した死亡事故などを受け、エレベーターの安全装置の基準強化と、新たな装置の設置義務化、および構造の安全強化を目的に、2008年9月19日に「建築基準法施行令の一部を改正する政令」が国土交通省から公布され、2009年9月28日から施行される。改正のポイントは▽扉が開いたままエレベーターが走行することを防ぐ「戸開走行保護装置」の設置義務付け▽地震による閉じ込めを防ぐ「地震時管制運転装置」の設置義務付け▽安全にかかわる技術基準の政令・告示での明確化―などで、「戸開走行保護装置」については、エレベーターの機種ごとに国土交通大臣の認定が必要となっている。認定機種は同社エレベーターの約9割を占め、その他の機種については、政令の施行までに順次認定を取得する予定。
*三菱電機株(株)HP  http://www.mitsubishielectric.co.jp/

by refoweb | 2009-07-16 09:26 | ニュース  

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