人気ブログランキング | 話題のタグを見る

エネルギー管理アプリケーション向けに、新製品i.LON®スマートサーバ2.0を発表

(エシェロン・ジャパン(株))

エシェロン社(米国NASDAQ上場)はこのほど、新製品i.LON SmartServer 2.0(アイ・ロン・スマートサーバ2.0)の出荷を開始した。同2.0によって、従来のスマートサーバに比べ分散配置された拠点を持つ企業や、中小の顧客向けにESCO事業を提供する企業向けの機能がさらに充実、強化された。 i.LONスマートサーバは、プログラム可能なエネルギー管理機器として、分散配置された制御システムや設備機器を上位の
企業レベルのソフトウェア・アプリケーションや、ESCOサービス事業者、およびスマートグリッドに、オープンなネットワーク環境において接続するための非常に有効な手段として使われている。主に商業用ビル、分散された拠点を持つ企業(銀行の支店、チェーンストア、ファーストフードレストランなど)および街路灯システムなどにおけるエネルギー管理および省エネ制御に威力を発揮している。 特に、分散配置されているLONWORKS®(ロンワークス)制御システムと組み合わせて使用すると、i.LONスマートサーバをゲートウェイとしてLONWORKSへのリモートアクセスが可能となる。エネルギー管理のために何千もの設備機器と中央監視センターを接続し、リモートアクセス、リモート制御、リモート監視が可能になる。また、スマートグリッドにおけるデマンド制御(電力需要の抑制)に役立てることもできる。省エネ、運用の改善、保守コストの削減などに貢献するLONWORKS分散制御ネットワーク技術によるインフラを構成する重要なコンポーネントとして活用されている。さらにスマートサーバ2.0の新機能によって、ファーストフードレストランや銀行など、LONWORKS制御システムが異なる複数の場所に分散している場合に、より高速で簡単にシステムの設置ができることから、特に大きなコスト削減効果が見込まれている。たとえば、スマート制御ネットワークを設置して、何百という支店のエネルギー監視および管理ネットワークを一元化している欧州の某大手銀行では、従来、支店1店舗あたり4時間かかっていた機器の設置とシステムの設定が、スマートサーバ2.0の新機能によって、わずか12分で完了できるようになった。
*エシェロン・ジャパン(株)HP http://www.echelon.co.jp/

by refoweb | 2009-11-19 13:08 | 新製品・新技術情報  

<< 「安心・安全のための住宅の法律... 真空蒸着用コート材「Y-coa... >>