人気ブログランキング | 話題のタグを見る

4月分譲マンションは低い水準ながらも、前年同月比35.8%増。

(国土交通省)

国土交通省はこのほど、建築着工統計調査報告(平成22年4月分)を発表した。本年4月の住宅着工戸数は66,568戸、季節調整済年率換算値で79.3万戸と低い状況が継続しているものの、分譲マンションなどが大幅な伸びとなったため、前年同月比で0.6%増加となり、前年比プラスは17カ月ぶり。分譲マンションは雇用・所得環境等が依然として厳しい中、昨年4月の水準は上回り、平成20 年以前と比較すると、低い水準ながらも、前年同月比35.8%増となった。依然として在庫調整局面が継続しており、需要動向、資金調達環境等も影響し、新規着工が抑制されている模様。国土交通省では「持ち直しの動きも見られるものの、足元では一進一退の推移となっている。依然として厳しい雇用・所得環境等により、当面、予断を許さない状況が継続すると見込まれることから、今後の動向を十分注視していく必要がある。また今後各種経済対策の効果も期待される」としている。
*国土交通省HP http://www.mlit.go.jp/

by refoweb | 2010-06-02 10:18 | ニュース  

<< 東京都心5区の4月大型ビル平均... シンプルコンパクトをめざした新... >>