東京都が中古住宅流通促進連絡会を設立
東京都は、戸建中古住宅の流通を促進する市場環境の整備を図るため、流通
関係事業者団体等の参加による東京都中古住宅流通促進連絡会を設立した。
中古住宅流通市場の現状は、東京における中古住宅の取引戸数 約1万5千
戸で全住宅ストックの約0.6%にしかすぎないず、さらに戸建住宅は、そ
のうちの約3千戸となっており、中古住宅は、構造や修繕等に係る情報が不
十分なことから、消費者の信頼性が低いと考えている。
今回の連絡会は、仲介事業者、住宅検査・保証機関、リフォーム事業者、金
融機関等と幅広く意見交換する場を設けることにより、中古住宅の流通に関
係する事業者間及び都との連携を強化し、消費者が安心して売買できる透明
性のある市場環境を整備することを目的としている。
当面の取り組みとしては「安心して中古住宅を売買するためのガイドブック
(仮称)」の策定としている。
by refoweb | 2006-06-02 15:10 | ニュース